~こころ穏やかに過ごせる居場所を考える活動~

暮らしの動線に寄り添うパントリー

石田和也
2026-06-26


茅葺古民家のキッチンに隣接する収納スペース。


以前はコンクリート土間のままで、パントリーへ入る際にはスリッパに履き替える必要がありました。


また、キッチンとパントリーの間には開戸があり、扉を開けるには一歩下がるか横に避ける必要があります。しかし、ドアのすぐ先はコンクリート階段となっていたため、スリッパを置く場所も限られ、日常使いには不便なだけでなく、転倒の危険も感じる場所でした。


今回の改修では、コンクリート階段をカバー工法により、キッチンと段差のない踊り場を備えた木製階段を新たに設置。


床もフローリング仕上げとすることで、スリッパに履き替えることなく、そのままパントリーへ出入りできるようになりました。


さらに、収納するものに合わせて高さを変えられる可動棚を造作し、使い勝手にも配慮しています。


大きく間取りを変えなくても、毎日何度も使う場所だからこそ、暮らしの中の小さな不便をひとつずつ整えていく。


そんな住まいの改修も、大切にしていきたいと思っています。
石田和也
キロク~record~